7月に行われる参院選を前に岩手県久慈市で、地元の高校生が投票を呼びかけるメッセージを収録しました。メッセージは7月、市内の防災無線で放送されます。

18日は久慈市役所に久慈高校の生徒2人が訪れ、メッセージの収録が行われました。
市は若い世代に選挙を身近に感じてもらうとともに、投票率を向上させようと3年前から高校生が選挙での投票を呼びかけるメッセージを収録し、防災無線で放送しています。

これまでにも収録の経験があるという佐々木唯奈さんと橋本知歩さんは、落ち着いた様子でメッセージを読み上げていました。

(橋本知歩さん)
「学校の人もこの時期に選挙があるってことをわかってない人も多いと思うから、自分が声を出して同じ年代の人にも(選挙があることを)わかってもらいたいなと思いました」
19日は久慈翔北高校の生徒が収録を行っていて、メッセージは7月4日から20日まで市内全域に流れる防災無線で放送される予定です。