そんな薄さんが特にこだわっているのが、四季折々の変化を豆の種類や焙煎の度合いで表現した、「季節のブレンド」。

こちらの「穀雨」は、インドネシア・スマトラで栽培されているコーヒー豆のマンデリンとケニア産をブレンド。
焙煎を抑えた中煎りにして、マンデリン独特の土の香りを強調することで農作業の始まりを表現しています。

そして29日メニューに登場したばかりの「芒種」。
口当たりで酸味を感じた後、喉越しで苦みとコクが味わえる1杯です。

(八幡平市から月1で通う女性は)
「いつも季節のブレンドを選んでいます。あまり飲んだことがないタイプ
のコーヒーだなというのがあったけど、すごく深くておいしかった」

店では薄さんの妻真理子さんが作る全粒粉のパンにロースハムや味玉子などの具が入ったホットサンドやチーズケーキなどのスイーツも用意して、訪れた人にゆったりとしたひと時を提供しています。