開発が進む矢巾町に新たな大型スーパーが完成し、23日地元住民向けにプレオープンしました。青森県を拠点にしたスーパーマーケットが岩手県内初出店です。

(甲斐谷キャスターリポート)
「矢巾町の岩手医大があるこちらの通り、そのちょうど向かい側に新たなスーパーが誕生しました」
プレオープンしたのはカブセンター矢巾店です。

カブセンターは、青森県の紅屋商事が展開するスーパーで、県内への出店は初めてです。

およそ1000坪の店内には青果、精肉、魚といった新鮮な食材が並んでいて、23日はプレオープンセールとして毛ガニが1杯540円で販売されていました。

(甲斐谷キャスターリポート)
「店内には総菜や弁当も種類豊富にあります。そのなかには、スーパーの本社がある青森県のソウルフード黒石焼きそばもあります」

23日はさっそく多くの人が訪れ、商品を手に取っていました。
(買い物客は)
「県外のスーパーだからどういうものがあるか見てみたいと思い来ました」

「品物がすごい豊富。(スーパーを選ぶポイントは?)自分の好きなもの(があること)」
スーパーと同じ敷地にはドラッグストアや生活用品店も新たにオープンしました。

矢巾町のなかでも岩手医大周辺は特に開発が進んでいて、半径1キロ圏内にはスーパーが3軒あります。
その激戦区に25日新たな大型スーパーがグランドオープンします。

(カブセンター矢巾店 武田徳店長)
「矢巾町は県内の市町村のなかでも人口増加率が高いので地域のみなさんに貢献したい思いで建てました。地産地消にも取り組みながら商品力という部分で戦っていきたいと思います」

岩手医大周辺では今後も飲食店のオープンなどが予定されていて、大規模なまちづくりが進められています。