江戸時代に盛岡藩で起きた三閉伊一揆で、指導者の1人である三浦命助の文書や装束などの資料が岩手県の有形文化財に新たに指定されることになりました。

県有形文化財に指定されるのは、三浦命助が盛岡藩に投獄されていた時に記した「獄中記」や装束など35点です。


釜石市出身の三浦命助は1853年=嘉永6年に発生した三閉伊一揆の指導者とされています。
釜石市によりますと、今回の資料は三浦命助の足跡や思想を知る上で重要なものということです。

3月中旬に県教育委員会の議決を経て指定される見通しで、県の指定文化財はこれで409件となります。