「いらっしゃいませ、開店です」
開店と同時に大勢の人が訪れ、会場はあっという間に大にぎわい。試食をしたりお店の人と会話したりしながら買い物を楽しんでいました。伊藤さんは…。
(カワトク催事担当長 伊藤康平さん)
「こちらは赤福の列でございます。赤福ご利用のお客様は恐れ入りますが最後尾の看板からお並びください」
会場内を歩き回りながら買い物客や出店者の対応に追われます。息つく暇もありませんが、初日のにぎわいに嬉しそうな表情も見えました。
(出店者)
「(反応は)悪くないですね。リピーターの方もいるので上々です」
(カワトク催事担当長 伊藤康平さん)
「今はインターネットでなんでも手に入る時代にはなっているが実際に現地の販売員と話をしながら買うことができますよね。そういう人と人とのつながりというものも物産展の一つの魅力なのかなと思う」
そんな伊藤さんの思いが特に現れていたのが、開幕前日に地震に見舞われた愛媛・宇和島市の安岡蒲鉾のブースです。
(利用客)
「少しでも協力できれば。本当は向こうに行きたいんだけどそうもいないし」
(安岡蒲鉾 安岡一さん)
「宇和島大丈夫だった?という声をたくさん盛岡の人に言ってもらって本当に心配してもらってありがたかったなと感じた」