一夜明けて、いよいよ5年ぶりとなる「じゃじゃじゃグルメフェア」開幕の日です。伊藤さんはいつもより早い午前6時に出勤しました。

(カワトク催事担当長 伊藤康平さん)
「天気もまずよかったので安心していますけど、ちょっと地震の影響ですね。宇和島の出店者さんもいますので」

午前7時過ぎには出店者が集まり始め、準備が本格化しました。

今回集まった51店舗のうち26店舗がこのイベント初出店です。その中の一つ、愛媛・宇和島市から来た安岡蒲鉾(やすおかかまぼこ)。開幕前日の4月17日の夜、愛媛では大きな地震があり宇和島市では震度5強を観測しました。


(伊藤さんと出店者のやりとり)
「じゃあ会社の方は今のところ大丈夫ね」
「今のところは大丈夫」
「何かあったらまた状況を教えてもらいいたい」

出店企業に大きな被害がなかったことに伊藤さんも胸をなで下ろしていました。

(リポート)
「時刻は午前9時を回りました。開店まで1時間を切っています。会場の出店企業の準備も佳境を迎えています」

これだけの数の店が集まると、準備は予定通りにいかないこともあります。開店まで1時間を切りましたが、実演販売する出店ブースの一つがまだがらんとしています。

(カワトク催事担当長 伊藤康平さん)
「来ていない人がいたので出店者の方で。寝坊してないか確認の電話をしなきゃな。まだね来ていないんですよ、販売員さん」

さらに山形の人気の豆菓子の売り場。そろそろ商品が届いてもよい頃ですが、こちらもまだ空っぽです。

(カワトク催事担当長 伊藤康平さん)
「たびたびすみません、伊藤です。どうです?(荷物)まだ来ていないですか?はいわかりました」

開店40分前。待っていた出店企業の担当者がようやく到着しました。さらに開店20分前には商品も届き無事に納品されました。


開店5分前。会場の外には長い行列が出来ていました。そして…。