バラカン氏
「警察の反応はこういう風に、こう声を荒げて発言していると、何か暴力でも起こる、起こすんじゃないか…あるいは(声を上げている)人に対して、ほかの人が起こすかもと(警察は)言っているが、それはまず言い過ぎだと思う。警察はもちろん、要人を警護する仕事はあるにしても、この場合は行き過ぎだったと思う。人の意見をああいう風に弾圧することはあってはならない」

山﨑監督
「なかには4年前の安倍政権時代で、もう終わった話だとか、そういう見方をする人もいるが、われわれは現在に通じるものだと思い作っているが、その辺りはどうか?」

バラカン氏
「もう全然、過去のことでない。裁判だって続いているし、これからだって同じようなことが起きる可能性は十分にあるので、国民がこういうことがあったことを知って、それでより多くの人が、いろんな意見は当然あると思うが、そういう意見を権力者に対して、聞かせることがすごく大事だ」

警察官に呼び止められていたときに着用していたTシャツ

 今回、1枚のTシャツを、バラカンさんが見せてくれた。

バラカン氏
「このTシャツ『ナンバー9』、ノーワォー、ラブアンドピース(No War,Love&Peace)というもの。『ナンバー9』とは、憲法9条のこと」

 東京・麻布で、このTシャツにジャケットを羽織り、仕事先へ移動中、突然、警察官に呼び止められたという。