指示役「ルフィ」の可能性があるとみられていた渡邊被告も、北海道で生まれ育ち…剣道で文武両道、ススキノでバイトの大学時代から“急変” 

 全国で相次ぐ強盗事件との関連が捜査されている特殊詐欺グループの4人について、日本側は1月30日、フィリピン当局に強制送還を正式に要請しました。

 一連の強盗事件で、指示役の「ルフィ」の可能性があるとみられていた、渡邊優樹被告39歳…北海道東部の別海町で生まれ育ち、隣りマチの中標津町の高校から札幌市近郊の大学へ進みました。
 高校と大学の同級生は、大学時代、特に札幌市のススキノでアルバイトを始めてから「変わっていった」と話します。

【高校時代の同級生】
「実家は別海町の牧場で、剣道をしていて、高校時代、部の主将だった。クラスの中心人物で、明朗快活!それが大学に進んでから変わっていった」
「最後に会ったのは、20年くらい前…ススキノのニッカウヰスキーの看板のビルの前で、看板ぶら下げて立っていたのを見かけた」

渡邊優樹被告39歳

【大学時代の同級生】
「明るく人気のある人だった。大学2年だったかな…ススキノでバイトを始めてから、学校に来なくなって、変わっていった。単位が足りなくて留年しているので、一緒に卒業してない。卒業したかどうかわからない。
 卒業後、会っていないかったが、電話で「キャバクラで働かないか?」などと誘われたことがある」