札幌市厚別区で、80代の女性が電気通信事業者を名乗る男や警察官を名乗る男らに約1億円をだまし取られる詐欺事件がありました。
約1億円をだまし取られたのは、札幌市厚別区に住む80代の女性です。
今年2月、電気通信事業者を名乗る男から「携帯電話機が不正に使われている」などと女性に携帯に電話があり、その後、警察官を名乗る男や検察庁職員を名乗る男から「マネロン(=マネーロンダリング)の被疑者として浮上している」「預金が犯罪収益ではないか確認する」などと電話で言われました。
女性は、警察官を名乗る男から秘匿性が高いSNSをダウンロードするよう言われ、その後、指示を受けて平日にATMで限度額分の現金を連続して引き出しました。
引き出した現金と通帳の写真をSNSで男に送り、週末に女性宅の玄関前に封筒に入れた現金を置いていました。
男は、被害女性と顔を合わせずに現金を回収。これを数か月繰り返し、女性はあわせて約9500万円をだまし取られました。
その後、男が指定した口座にも約200万円を振り込んでしまったということです。
多額の引き出しが続いていることを不審に思った銀行職員が、6月22日に女性宅を訪問し、女性の話を聞いて詐欺だと気づき、警察に「顧客が詐欺被害にあったみたいだ」と通報したということです。
警察は特殊詐欺事件として、犯行に使われた口座などを詳しく調べています。







