遺族代理人からの質問 関係者は首を振る

証言台の席に座る内田被告(旭川地裁・3日)スケッチ【この記事を画像で詳しく見る】

さらに、被害者遺族の代理人弁護士から「これほど事件と向き合ってきたと言いながら、弁護側の主張(冒頭陳述)では、女子高校生がたった一人で道の駅に来たことに非があるかのような主張になっている。被告自身もそう思うのか」と強い口調で問いただしました。内田被告は強気な口調で、「このような結果になってしまったのは私の責任と感じていますが、もし女子高校生が誰かを道の駅に連れてきていれば、少しは話が早くまとまったりしたと思います。最初の部分だけ、もし何かが違っていれば、旭川に連れてくることはなかった」と答えました。事件の原因の一端が女子高校生の行動にもあるかのように捉えられるこの回答に対し、傍聴席で関係者の女性が信じられないといった様子で首を横に振るなどしていました。

(殺人の罪に対する拒絶)
検察官から最後に「自分のしたことが殺人の罪に当たるとは思いませんか?」と問われると、内田被告は「自分たちの言動で女子高校生を亡くならせたことは認めます」としつつも、「殺人という罪になるかどうかは判決が出ていないので私にはわかりません」と述べました。

内田梨瑚被告の裁判員裁判の判決は、22日午後3時に言い渡されます。

おことわり
HBCでは、当時19歳の特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。今回の事件は、1人の高校生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。なお、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じています。