解剖医が証言「高い確率で助かっていた」
裁判では、金品を奪った後の暴行が2時間に及ぶ長時間で執拗なものだったことが明らかになりました。
死亡した長谷さんは、外傷性くも膜下出血、硬膜下出血、腰椎の骨折などの重傷を負い、死因は外傷性ショックでした。
出廷した解剖医は「腎臓の一部が裂けるような状態」「心臓にも出血があった」と証言しました。
【解剖医の証言※一部抜粋】
「頭部全体にかなり多量の出血があったため、数十回以上は頭部を打撃されているかと。腎臓の一部が損傷し、裂けるような状態になっていて、腎臓の周りに血液が溜まっていました」
「心臓の内側に出血が見られました。体からどんどん血液が失われても、心臓は最後まで動き続けます。血液を絞り出すように心臓が動くとき、心臓の内側どうしがぶつかり合うような形になり、心臓の内側の膜に出血が生じたのかと」
「今回の外傷性ショックの主な原因は、体の中の血液が血管の外に出てしまったこと。出血している場所は、すべて死因に関与するということです。速やかに救急の専門的な病院に運ばれて、輸血などが行われていれば、十中八九、高い確率で助かっていたかと。ただし、脳機能には障害が残った可能性はあります」







