強盗前の暴行で死亡した可能性「低い」
Q:第1暴行、その後の午後11時47分までを第2暴行、そこから翌日午前1時22分ごろまで第3暴行と呼んでいます。被害者の顔面の写真を見ると、午後11時24分ごろの写真、午前1時すぎの写真にかけて、顔の形が膨張しているように見えます。これはなぜですか。
A:頭部や顔面にかなり多量の出血をしたことによって、腫れ上がった状態になっているためです。
Q:第1暴行の動画や音声から、第1暴行の時点で被害者の脳機能に障害が生じていたか判断できますか。
A:会話の内容や声の大きさから、正常に会話できていると考えられ、大きな脳機能障害はなかったと思う。
Q:第2暴行の音声では、被害者がお金を要求されている場面が。その話し方などから、脳機能に障害が生じていると感じられる部分は?
A:特にはありません。
Q:第2暴行を受けている時点で、脳機能に障害を及ぼすほどの顔面や頭部の出血はなかったと考えられますか。
A:そう思います。
Q:第3暴行で、被害者が土下座していた動画の時点では、脳機能に何らかの障害があったと考えられますか?
A:はい。姿勢を維持できなくなっているように見えましたし、話し方もやっと話している様子でした。意識障害が生じていてもおかしくないと考えます。
Q:第3暴行時、被害者は髪の毛などに火をつけられたりしましたが、大きく動いたり抵抗したりする様子はありませんでした。理由として考えられることはありますか。
A:頭部や顔面、その他の出血もあり、かなり弱っていて反応が鈍くなっていたと考えられます。
Q:第1暴行は約6分間で、その間、顔面や胸部に暴行を受けていました。この第1暴行だけで被害者が死亡した可能性はありますか。
A:低いと思います。
Q:なぜそう言えるのですか。
A:第1暴行の時点で死亡するような外傷を受けていたとすれば、第2暴行や第3暴行の時には、ほとんど意識を失っているような状態になっていたと考えられます。しかし、その後も普通に会話できているため、第1暴行の時点で死ぬような外傷を受けたとは考えにくいです。







