2024年、北海道江別市で集団暴行を受けて大学生が死亡した強盗致死事件の裁判員裁判で、遺体を司法解剖した医師が「最初の暴行だけで死亡した可能性は低い」と証言しました。
強盗致死などの罪に問われているのは、大学生だった川村葉音(21)被告ら3人です。
1日の公判で、被害者の長谷知哉さん(当時20)の遺体を司法解剖した医師は、検察側が指摘する3つの段階に及び、2時間以上にわたった暴行のうち、強盗前の「最初の暴行=第1段階の暴行だけで死亡した可能性は低い」と証言しました。
これまでの公判で、暴行を受けた長谷さんは腎臓の損傷などで血液の20〜30%を失血したことが検察側の冒頭陳述で明らかになっています。
検察側は、金品を奪った後の暴行は2時間に及ぶ長時間で執拗なものだったと指摘。
長谷さんは、外傷性くも膜下出血、硬膜下出血、腰椎の骨折などの重傷を負い、死因は外傷性ショックでした。
裁判では、被告らが長谷さんから金品を奪う意思が生じた後の暴行が、長谷さんの死亡にどのように影響したのかが、量刑を判断するうえで争点となっています。
公判はあすも開かれます。







