中東情勢の緊迫が続き、多くの石油製品の原料になるナフサの供給に不安が強まっています。
総理は、「年を越えて継続できる」と強気ですが、北海道内でも影響が広がってきました。

12日の北海道恵庭市。
事務所入口の「ひさし」の塗り替えが行われていますが職人の悩みは塗料の納期の遅れです。

大泉塗装 大泉晃代表
「(納品されるまで)半月くらいはかかる、(いつもは?)1日で入ってくる、朝頼んだら夕方には入ってくる。さび止めは、今出せるものはないと言われた」
原因は、中東情勢の悪化で原油を精製してつくるナフサの不足。

ペンキをはじめ、塗料を薄めるシンナーなどはナフサから作られていて注文した資材を確保できないのです。

12日、恵庭市役所では商工会議所が原田裕市長に要望書を提出。

4月下旬から10の事業所に聞き取りをしたところ、幅広い分野で石油を使った資材の入手が困難になったり価格が高騰したりしていて、影響の拡大が心配されています。

恵庭市 原田裕市長
「政府はナフサが年明けまでしっかり確保しているよ、という話をしているにもかかわらず、こういう状況になっている」

恵庭商工会議所 土谷秀樹会頭
「物が入ってこないのは事業者にとっては一番大きなこと、仕事があるのにできないのは非常に苦しい」

恵庭商工会議所は、市に実態把握や緊急支援策の検討、さらに、道や国への働きかけを要望します。







