「パパ、どうして僕は死んじゃったの」
息子を失ったあと、私は生きる意味を失いました。どう日々を過ごしていいのか全く分からなくなりました。
そこで私はとにかく息子の遺影の前に座り続け、「パパ、これからどうしたらいいのか」と何度も何度も問いかけ続けました。
すると、倖から2つのメッセージが届いてきたような気がしたのです。
1つは「パパ、どうして僕は死んじゃったの」というメッセージ。
そしてもう1つは「友達に同じ思いをさせないでほしいな」というメッセージです。
この2つのメッセージを胸に秘めて、私は今日も生きています。
講演活動を始めた理由を聞かれると、いつもこう答えます。
息子が「友達に同じ思いをさせないでほしい」と言っているような気がしてならないから。
そして、同じような事件や事故が起きてしまうことが被害者遺族として本当につらいから。だから自分のためでもあると。
もちろん、息子がいないという現実の中で話をするのはつらいと感じることもあります。でも、そういった場でしっかり自分を表現していくことは、私にとって大事なリハビリだと思っています。
生徒の皆さんの真剣な表情がこちらに伝わってきます。その感覚が、私にとって、これからも生きる勇気をいただけているということなのだと思います。







