北海道の新千歳空港では、年末年始をふるさとで過ごした人たちのUターンラッシュが始まっています。
3日午前9時ごろの新千歳空港です。スーツケースを持った人や見送りの人が、大勢詰めかけていました。
鹿児島からの帰省客
「カニ食べて、おいしいものばっかり食べられたので、じいちゃん、ばあちゃんと子どもたちも触れ合えて最高の正月だった」
静岡からの帰省客
「はじめて雪を見た。雪がフワフワで楽しかった」
大手航空会社によりますと、Uターンラッシュはきょうからあさってまで続くということです。各社とも、前年を上回る搭乗を見込んでいます。
一方、札幌の丘珠空港では、2日夜からの雪で滑走路の除雪に追われました。
このため、始発の釧路行きと次の函館行きが欠航、折り返し便をあわせた4便が欠航となりました。
また、JRも雪と寒さで根室線、室蘭線などの一部で運転を見合わせ、札幌と旭川を結ぶ特急などあわせて123本が運休しました。
こうした中、けさの道内は上空に強い寒気が入り込み広い範囲で厳しい寒さとなりました。
道東の陸別町では午前7時半すぎに道内今季最低となるマイナス30.6度を観測しました。濡れたタオルを振り回すとこの通り。
札幌から来た人
「本当に凍るんだってびっくりした。早く暖かいところに入りたい」
日中の寒さは4日も続く見込みです。
1月3日(火)午前11時50分~「JNNニュース」