新函館北斗~札幌 トンネル工事の最新状況

堀内キャスター:
そうなんです。こちらにちょっとまとめてみました。どの程度進んでいるのかということなんですが、新函館北斗から札幌までの212キロのうち、およそ8割がトンネルなんですね。地図で言うと、この赤と黄色を付けた部分が全部トンネルになります。トンネルじゃないところもあるんですが、ほとんどがトンネル。特に赤色を付けたこの3つが工事が難しい難所と言われている場所なんですね。

17本中11本が掘削を終えています。建築資材・人件費の高騰もあって、事業費は2兆3,000億円から最大で1兆2,000億円増えるという見通し、さらに、なんですけどね。札幌延伸、早くても12~13年後、2038年度以降になるわけですが…。

コメンテーター 猪口 純路 教授(小樽商科大学):
本当はもっと早く来るはずだったので、早くから取り壊しが始まってるビルがあったりですね、その間、スカスカになっちゃうわけですね。あるいはこう、札幌だけじゃなくて、途中の、いわゆるこう停車駅ですね。新幹線が来ることを前提に、いろんな開発の計画を立てられてたと思うので、それの見直しなんかも必要になってくるんじゃないかなと思いますね。

堀キャスター:
例えば駅前にこれから、たくさんビルが立ちます。本当はもっと早くテナントに入ろうと思っていた計画あるんだけども、新幹線が38年度以降となると、じゃあいつ入ろうかってそういうことですよね。

コメンテーター 猪口 純路 教授(小樽商科大学):
そもそも建物がなければビジネスももちろんできないし…。

堀キャスター:
それ自体も遅れるし、先にできたとしてもまだ新幹線来ない、出店するのいつにしようかっていうのはきっと各駅でそういうことが起きるということになるのかなと思いますね。 改めて、最大でさらに1兆2,000億円ってなると、だから事業費が最大で3兆5,000億円規模の数字を足すと、っていうことですよね。3兆5,000億円規模。が、札幌延伸の費用。これは北海道の、北海道の一般会計の当初予算を上回るんですよね。そういう規模なんです。果たしてそれだけ高い買い物をして意味があるのかという、道民からの厳しい目が注がれる可能性もあるわけですけども。さらに、札幌まで新幹線が伸びたあとですね、じゃあそれを全道にどうやって効果を広げていくのかということも問われることになります。