地裁で勝訴 しかし高裁では一転…

2024年の控訴審で、池上さんは逆転敗訴となりました。

札幌高裁は、銃弾が障害物に当たって軌道を変える”跳弾”が建物や現場にいた警察官らに当たる危険があったことなどを理由に一審の判決を取り消しました。

池上治男さん
「近距離で撃って、あっちこっち跳弾すると言われたら、誰も撃てなくなる。この高裁判決の重要な点は、常識が通らなくなったってことです」

砂川支部のハンターは、銃による駆除を自粛するようになりました。
公安委員会の処分からおよそ7年。銃を取り上げられてからも、パトロールは毎日しています。

池上治男さん
「できることはたくさんある。ヒグマの動向を見るためにシカの分布を知る。ヒグマがシカを追うのは北海道では当たり前ことだから」