8日投開票の衆議院選挙で、注目の選挙区。今回は北海道の宗谷地方とオホーツク地方が選挙区の北海道12区です。
届け出順に自由民主党の武部新氏(55)、中道改革連合の川原田英世氏(43)の与野党対決です。
中道・前 川原田英世候補(43)
この日の走行距離は400キロ、鉄道で札幌から稚内へ行くのとほぼ同じ距離です。

川原田英世候補
「有権者の皆さんに訴えることは、選挙の醍醐味だけど、有権者の皆さんの場所に行くまでが大変」

衆院選、全国の選挙区で最も広い北海道12区で、2期目を目指すのは中道の川原田英世氏です。
川原田英世候補(街宣車から)
「水産業界で生まれ、育ちました」
広さは、東京都の約6倍、すれ違う車も、民家もまばらです。
川原田英世候補
「(期間中)家に2日間しか帰れないと言ったら、ほかの選挙区の人びっくりしますよね」
この日、宗谷岬からは対岸のロシア・サハリンがハッキリ見えました。
しかし、見通せないのが共に「中道」を結成した公明票の行方です。

前回、川原田氏は、相手候補に、7000票まで迫り比例で復活当選しました。
一方、12区の比例公明票は、約1万5000票で今回、公明党は、重点選挙区に指定しました。

川原田英世候補
「何も解決していないで選挙をやる。これはあのとき投票した皆さんの意思を政治が踏みにじっている」
自公解消のきっかけになった「政治とカネ」の問題を批判し、公明党支持者の取り込みに懸命です。

川原田英世候補
「右でも左でもなく真ん中の平和の道を我々は歩みましょう、そのためにどうか皆さん力を貸してください」
自民・前 武部新候補(55)
北海道内の衆院選を仕切る自民党道連会長として6期目をめざす武部新氏。

凍った路面を気にしながら厳しい寒さの中、外で待つ置戸町の支援者の元に小走りで駆け寄ります。
武部新候補
「うれしいです、みんな外に出て待っててくれるのは」
総理の女房役=幹事長を務めた父・勤氏時代からの固い地盤です。

支援者
「父・勤氏は元気か?」
武部新候補
「元気、元気 多分すごい心配してるけど」
しかし、前回、相手候補の復活を許し、今回は自公の解消と表情には厳しさが宿ります。

武部新候補
「日本列島を強く豊かに、産業を強くする必要があります」
マイナス16℃、最北の選挙区らしい温根湯温泉の果夢林でショート動画の撮影です。
武部新候補
「ちーむあらた、行くぞ、おー!」
武部新候補
「広いし、寒いので声を届けるのは普通の選挙区より難しい。みんな結構見ていただいている、“高市早苗効果”もあるのではないか」

さらに、ホワイトアウトに見舞われても…。
武部新候補
「湧別の浜にきています。しかし、すごい天気です」
動画を撮影して、すぐにアップします。吹雪の向こうにいる有権者へSNSでアプローチを試みます。
そして、高市総理の高い人気を引き寄せようと一体感を演出します。

武部新候補
「戦って、戦って、戦って、戦ってまいります!」
極寒の最北の選挙区では真冬の戦いが、熱を帯びています。










