4年間の変化

みぃくんやじゅったんを通わせている保育園などでは、これまでの放送で2人のことを知っていた保育士や保護者から、応援の声をかけられることもあるといいます。
「応援してくれるまわりの人たちがいるから、自分たちの暮らしも成立できている。周りの人への感謝も忘れずに育てていきたいし、これから子どもがほしいと思うLGBTQの当事者も自信をもって踏み出してほしい」と、ちかさんはまっすぐに答えてくれました。

真夏を訪れを感じる陽気だったこの日。かつてまだ子どもが生まれる前だった、きみちゃんとちかさん2人を取材した公園を訪れました。

みぃくんは草むらを走り回り、シロツメクサの花を摘んで私にプレゼントしてくれました。カメラマンと音声マンには、落ちていたきれいな石を手渡します。

4年前は2人で座ったベンチも、いまは家族4人で。
取材が本格的に始まった4年前からこの日まで、心無い批判に傷つく2人や、大切な家族を失い悲しむ2人を目の当たりにし、記者として何を伝えられるか、伝えるべきか、悩んだこともたくさんありました。
きみちゃんは今回の取材の中で、何度も「いまがとても幸せ」と答えてくれました。
少しでも2人の人生にとって、自分の取材や放送、そしてそれを見て2人を応援してくれた多くの人からの応援がエールとなり、またそのひとり一人にとって、「自分らしく生きていい」と思える勇気の輪ができてたのならば…本当によかった、と願います。

◇取材:HBC泉優紀子







