北海道産の木材をふんだんに活用した交番が、北海道旭川市に誕生しました。
9日、開所式が行われたのは旭川市住吉の旭川中央警察署大町交番です。
築40年を超えて老朽化が進んでいた交番を解体し、駐車スペースを増やしたうえで、北海道産のカラマツを使った木造の2階建ての交番を新築しました。
デザインコンセプトは「見えやすく、入りやすく、景観と調和する『クロス』する交番」。交番というより、マチの小さなカフェのような内装です。
内装や家具は、交番の建て替え前に植えられていたハルニレやイタヤカエデ、クロマツなどの木を地元の木工関係者が協力して伐採、コミュニケーションを取りながら活用することで、ほぼ100%活用することができたということです。
「この交番が安心の拠点となるように」と開所式で旭川中央署の渡邊友之署長が語った交番は、すでに地元の小学生から「きれい」「カッコいい」と評判になっていて、9日の午後から業務が始まっています。







