札幌市は、円山動物園や北海道神宮付近でヒグマの出没が確認されたことを受けて、11日、円山公園全域を2週間程度閉鎖すると発表しました。

札幌市によりますと、円山公園の全ての出入口と屋外トイレを、安全が確認されるまでの間、閉鎖するということです。2週間程度を予定しています。
円山公園周辺では、9日に、円山動物園でヒグマの足跡が確認され臨時休園したほか、10日にも北海道神宮付近でヒグマの出没が確認されています。
また、11日午前7時半すぎには、円山西町10丁目付近で、散歩中の男性が幅10センチほどのヒグマの足跡を見つけました。
さらに、11日未明には、円山動物園の敷地内設置のカメラに、1頭のヒグマが写っていたということです。
ヒグマの出没が相次いだことを受けての措置ですが、札幌市によりますと、ヒグマの出没による円山公園の全域閉鎖はここ数年はなく、極めて珍しいとみられています。







