この1年間に放送された優れた番組と報道に贈られる「日本民間放送連盟賞」にHBCの「アイヌ差別に関する一連の報道」が選ばれました。

特別表彰部門「放送と公共性」で優秀賞を受賞したのは、「アイヌ差別に関する一連の報道」です。

7日、名古屋で開かれた表彰式で、HBCの山﨑裕侍プロデューサーに記念の盾が贈られました。

HBCは、映画のヒットやウポポイの開業でアイヌ文化への関心が高まる一方で、国会議員やインターネット上の差別的な言動のほか、「無意識の差別」=マイクロアグレッションの問題があることを継続的に報道しました。

差別問題に真正面から向き合ったことで、「差別を生みだす社会的構造を可視化した意義は大きい」と評価されました。