トラブルは5日午前8時前、函館線を走行中の特急宗谷の最後尾5両目のエンジン近くから白煙が発生し、岩見沢市内で非常停止しました。

乗客120人は車内に2時間ほどとどまった後、線路へ脱出しました。けが人はいませんでした。

JR北海道 鉄道事業本部 曽我賢一車両部長
「連接棒というエンジンの中にある部品、エンジンを燃焼する際に発生した動力を伝えるエンジンの内部の部品が落下していたということが発見された」

漏れた冷却水やオイルが、エンジンの高温部分に触れたことで、白煙が発生したと説明しました。