特色ある学校へ『アンビシャススクール』地域の大人との関わりを重視

野幌高校は、道の教育委員会から特色のある学校づくりを進める「アンビシャススクール」に指定されています。
勉強につまずいたまま進学したり、将来の目標をもてなかったりする生徒が少なくない中で、基礎から学び直し、地域の大人との関わりを重視する新しい高校の形です。

・野幌高校壽淺章洋校長
「子どもたちを育てるという観点で(地域の企業らに)関わってもらう効果はより大きいものになる。卒業した後にこれからの社会を作っていけるそういった人間力を育てる」
アンビシャススクールの成果発表会。

神山愛里さん(16)
「これから北海道野幌高校のアンビシャススクールの取り組みを発表します」
高校を代表して活動をPRしました。
・教諭
「終わりましたありがとうございました」
神山さん、卒業後の進路を決めました。
・神山愛里さん
「インターンシップ通してもっと自動車整備やりたい!となって、自動車整備の専門学校行こうと思って努力している最中です」
父、武生さん(53)も娘にエールを送ります。

・父親の武生さん(53)
「頑張れ!うん(運)どん(鈍)こん(根性)かん(勘)、が大事かな」
・愛里さん
「考え方が昭和くさい…」
・父親の武生さん
「昭和だもん!」
変化の時代を生きる高校生たちに必要なのは教室での“答え”より、外の世界で“きっかけ”を見つけること。
野幌高校の生徒たちは、その一歩を踏み始めました。