2019年2月、教頭として勤務していた北海道函館市内の中学校で、同窓会費として保管していた現金約53万円を横領したとして、57歳の中学校校長の男が逮捕されました。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、森町立砂原中学校の校長、田中登容疑者(57)です。

【画像を見る】教頭時代の横領容疑 逮捕されたのは57歳校長の男

容疑者が現在、校長として勤務する森町立砂原中学校

 田中容疑者は2019年2月20日、教頭として当時勤務していた函館市立亀田中学校で、同窓会名義の預金約52万7000円を口座から着服し、横領した疑いが持たれています。

警察によります、と2024年2月中旬、学校関係者が同窓会の口座の精査中に金額が合わないことに気付き、「亀田中学校で管理している口座から不正にお金が引き出されたかもしれない」と警察に相談していました。

警察が捜査する中で田中容疑者の関与が浮上し、事件から約6年後の2025年9月30日に至りました。