30日午前、北海道せたな町の住宅敷地にクマが出没しました。
出没したのは、せたな町瀬棚区の住宅敷地で、午前9時半ごろ、この家に住む女性の知人が「敷地にクマが現われたようです」と警察に通報しました。
警察によりますと、当時住人の女性は家の中で知人と電話中、窓の外を見ると、クマが敷地にいたということです。
クマは体長が1.8メートルほどで、後ろ足で立ち上がり、敷地にある物置の扉を前足で引っかいていたということです。
その後、クマはその場を立ち去り、物置などに大きな損傷はありません。
ま近くの畑や家屋が荒らされるなどの被害は、今のところないということです。
警察は、パトカーで警戒するなど、住民に注意を呼びかけています。
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