7月、JR北海道の特急列車など3本が、規定の速度を30キロから50キロ超過して走行していたことがわかりました。
JR北海道によりますと、7月15日に室蘭線の竹浦駅構内で、函館行きの特急「北斗」18号が制限速度の55キロを約50キロ超過し、時速105キロで走行しました。
また、7月16日には、室蘭線で普通列車が約30キロの速度超過。
7月26日には、石勝線で特急「おおぞら」1号も制限速度を約30キロ超過しました。
いずれも、減速を指示する「注意信号」に気付くのが遅れたことが原因だということです。
JR北海道は、速度超過について北海道運輸局に報告していたものの、「ただちに安全を脅かすものではない」として、事案を公表していませんでした。