北海道標津町で15日、クマのものとみられる足跡が見つかり、町や警察が付近の警戒を強めています。
クマのものとみられる足跡が発見されたのは、標津町川北の倉庫です。

15日午後5時ごろ、倉庫を所有する会社の職員が、高さ180センチ、横幅90センチのドアの窓ガラスにクマのものとみられる足跡が付いているのを発見しました。
ドアは外れていて、クマとみられる動物が寄りかかった際に外れたとみられています。

また、足跡の位置などから体長1メートルほどとみられています。
ドアのほかに周辺で足跡は見つからなかったということです。

北海道福島町では、12日に新聞配達の男性がヒグマに襲われ死亡する事故が起きていることから、町や警察では警戒を強めています。
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