20日午後、北海道帯広市の動物園で観覧車の整備をしていた男性作業員が観覧車の部品に胸などをはさまれ死亡しました。



警察によりますと、20日午後1時すぎ、帯広市緑ケ丘の「おびひろ動物園」で、観覧車の整備をしていた男性作業員が観覧車の部品に胸と手を挟まれました。



男性は、帯広市内に住む岡田教賢さん(52)で、観覧車の支柱付近、高さ10メートルほどのところから助け出されましたが、その場で死亡が確認されました。

岡田さんは園から委託を受けた会社の従業員で、遊具のメンテナンスなどを担当していました。

おびひろ動物園によりますと、当時は営業中でしたが、観覧車に客はいませんでした。
警察などが、作業手順に問題がなかったかどうかなど、当時の状況を調べています。