総理大臣など要人たちが乗る“政府専用機”。配属された6人の新人の訓練に密着、メディア初取材です。
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・地上訓練の様子
「ツカダさまの反応がありません。東さんは機長とSIC(リーダー)に報告してください」


緊急事態の訓練です。

ホールを飛行機の機内に見立てて、CA業務をするのは航空自衛隊千歳基地・ロードマスターと呼ばれる空中輸送員の新人たちです。

・特別航空輸送隊 竹村正哉 さん(43)(2025年3月)
「6人は令和7年3月1日付けをもって“特別航空輸送隊”勤務を命じられました」


“特別航空輸送隊”とは、政府専用機を管理する部隊です。

6人は、日本各地の航空隊から選抜されてきました。

階級も出身も年齢もバラバラ。あこがれを抱いて入隊を希望した精鋭たちです。

・特別航空輸送隊 竹村正哉 さん(43)
「要人と接する機会が増えてくると思いますので、失礼のないように訓練をしっかりして」


・特別航空輸送隊 桒原歩さん(31)
「憧れてなれたので、先輩方のように一生懸命頑張りたい」


・特別航空輸送隊 望月大さん(27)
「安全で快適な接遇をしたい」


・特別航空輸送隊 松田遥佳さん(26)
「せっかく空自に入ったので、空自でしかできないことをやりたくて」


・特別航空輸送隊 水口遥さん(26)
「いろいろな人にかかわると思うので、そのつながりを大切にしつつ、持ち前の笑顔と明るさで接遇をしていきたい」


・特別航空輸送隊 東美羽さん(22)
「私だけ階級が下なのですが、ずっと憧れてきた職種なので、この階級に甘えることなく必死で食らいついて、仲間と高め合いたい」