■子育てと闘病を両立する女性を支える場所

自分と同じように、子育てとがんの治療を両立する女性が悩みを相談できる場所を作りたいと、10年前にがんサロン「ラクシア」を立ち上げました。
この日、訪れたのは42歳の女性。
自分ががんであることを、小学生の子どもに、いつ伝えたらよいのか悩んでいました。
・訪れた女性(42)
「『早めに伝えないと』とは思いつつ、タイミングを見計らい。どうしようかなと」
・ラクシアの参加者
「私はすぐ(子どもに)伝えてしまったが、『自分がいっぱい迷惑をかけたから、お母さんががんになってしまったのではないか』と思ってる。(子どもから)『ごめんね』と(伝えられて)」
「『あなたのせいじゃない』と説明してあげたほうが、子どもは安心するのかも」
・訪れた女性(42歳)
「感情の波がフラットに保てないところがあったが、『ラクシア』に来てからは話も聞いてもらえるし、皆さんの経験談がかなり力強い」