去年4月、北海道旭川市の橋の上から女子高校生を転落させて殺害した罪などに問われている、当時19歳の女の裁判員裁判の初公判が旭川地裁で開かれ、女は起訴内容を認めました。
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起訴状などによりますと、旭川市の当時19歳の無職の女(20)は去年4月、女子高校生(当時17)を車で連れ去り、旭川市の神居古潭の橋から転落させて殺害した罪などに問われています。
この事件では、犯行を主導したとして、旭川市の無職、内田梨瑚被告(22)も逮捕、起訴されています。

無職の女(20)は、犯行時、19歳の『特定少年』でしたが、少年審判で刑事処分が相当として検察官送致されたうえ、起訴されていました。

無職の女(20)の初公判は、27日午後1時半から旭川地裁で始まりました。
女は、白地のシャツにスラックス姿で、少し伏し目がちなようすで出廷し、傍聴席に目をやることなく、すぐに着席しました。
裁判長から「公訴事実と違うところありますか?」と問われると首を横に振りながら「ないです」と述べました。
再度、裁判長から「間違いありませんか?」と再度確認を求められると「間違いないです」と起訴内容を認めました。

裁判は夕方まで行われる予定で、3月3日には証人として内田梨瑚被告が出廷する予定です。
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