■北海道も公費負担へ、知事は“政治活動”も含まれるため自費

北海道のまとめでは、都道府県で職員の名刺を公費負担しているのは、東京都と15の県だけだそうです。

多くの公務員の皆さんは、いわゆる「自腹」で名刺を負担しているということになります。

北海道も、これまでは自費で負担でしたが、今後は公費で購入できるようにする方針です。ただ、鈴木知事は、政治活動で名刺を使う場面もあることから、これからも自己負担とする考えです。

◇名刺で自治体をPR
「名刺のり」(佐賀県佐賀市)…2017年に特産の海苔をPRするため、本物の海苔をつかった「名刺のり」を製作
・レーザーカッターを使った精巧なデザイン
・佐賀とゆかりのある著名人100人が県外で配布

「手づくり名刺」(栃木県鹿沼市)…2012年から大学と共同して特産品などをモチーフにした名刺を作り、HPで公開
・特産品などをモチーフにニラ・組木など7種
・誰でもプリントアウトできる

◇デジタル化
「プレーリーカード」
・スマートフォンのタッチ決済の機能を利用したデジタル名刺
・カードにスマホをかざすとプロフィールなどが表示される

「MiTEKiiTE(ミテキイテ)」
・スマホをかざすとリンク先を共有できる(プロフィール・音楽・動画など)
・キーホルダー型なため、写真を入れることで推し活として楽しむこともできる【この記事を画像で見る】