■日本遺産認定はゴールではなくスタート

年間700万人もの観光客が訪れる小樽市。日本遺産認定の先に目指すのは…

・小樽市観光振興室 津田明宏日本遺産担当主幹
「日本遺産認定はゴールではなく、スタートと考えている。小樽市の観光の課題として、滞在型観光へ今後は向けていく。宿泊していただき、地域の経済効果につなげていくのが重要」

日本遺産は現在国内で104件、北海道内で6件認定されています。


【北海道の日本遺産】
・江差町の「ニシンの繁栄が息づく町」
・函館などの「北前船寄港地・船主集落」
・「カムイとともに生きる上川アイヌ」
・北の産業革命「炭鉄港」
・標津町などの「鮭の聖地」
・今回認定の小樽


日本遺産の特徴について、マーケティング論が専門の、小樽商科大学、猪口純路教授によりますと…

【日本遺産の特徴】
・文化遺産そのものでなく「つなぐストーリー」
・文化遺産の保存より「活用」