一方、2月3日というイメージが強い「節分」。しかし今年の「節分」は、1日早い2月2日です。

 実は、4年前の2021年も2日だったのですが…。

国立天文台 暦計算室 柴田雄研究技師
「これからしばらくの間はうるう年の次年に、節分が2月2日になる年がやってくる周期」

日本の暦を決めている国立天文台の柴田雄研究技師によりますと、節分の日にちが変わるのは、暦の計算の中で誤差が生まれるためです。

地球は太陽の周りを一周するのに、365日と6時間弱で公転しています。

 4年に一度、「うるう年」に1日足すことで暦のズレを調整していますが、これだけでは完全にズレを解消できないため、節分の日が、「2月3日」の前後に変わることがあるのです。

国立天文台 暦計算室 柴田雄研究技師
「2100年より少し前だと、うるう年関係なしに2月2日がメジャーになる時期がやってくる」

堀内大輝キャスター)
1984年までは、4年に1度、2月4日が「節分」でした。
ただ1985年から2020年までの35年間は、ずっと2月3日が続いてました。ですので、最近は、2月3日といえば「節分」というイメージが強いと思います。今後は、約30年間は、4年に1度、2月2日になっていくということです。

 今年の「節分」は、あさって2月2日です。