終始、落ち着いた様子で受け答えしていた少年でしたが、家庭裁判所がアルバイト従業員の男(18)を「主犯格」と認定したと伝えると態度が一変しました。

少年(16)
「アルバイト従業員の男(18)が主犯格になっているのは違う。俺ら的には事件の発端は亜麻が持ちこんだし、(主犯格は)アルバイト従業員の男(18)ではなく亜麻だと思う」

アルバイト従業員の男(18)が積極的に暴行したとしながらも、少年は「交際トラブルを持ち込んだ八木原被告が主犯格」だとハッキリした口調で答えました。

一方で、長谷さんや残された家族への思いは、と尋ねると。

少年(16)
「(被害者に対して)言葉にしづらい」

謝罪の言葉は今も聞けないままです。

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