■母親役を演じたのはRSK山陽放送 小林章子アナウンサー
堀啓知キャスター
自閉症の男の子と、家族の療育の日々を描いた映画『新居浜ひかり物語 青いライオン』が、1月17日から札幌で公開されています。
この映画で母親役を演じた、岡山のRSK山陽放送、小林章子アナウンサーにスタジオに来ていただきました。
番組で映画の紹介をする時、監督が来ることが多いのですが、今回は主演俳優ということで、ゲストにお迎えしましたが、いかがでしょうか。

RSK 小林章子アナウンサー
女優ではなくて、一会社員なんですけれども(笑)
堀啓知キャスター
それがびっくりしたんですよ。小林アナウンサーが、主演俳優として演じたんですよね。
RSK 小林章子アナ
そうなんですよ。
この映画の原案を担当した上司から、私が(実生活で)2児の母親として仕事をしているんですけれども、その母親としての経験を演技として生かしてみないか…、というお声がけでした。
まあ、びっくりしました。人生にこんなことって起こるのかな、みたいな。
堀啓知キャスター
しかも、今回の映画『新居浜ひかり物語 青いライオン』は、ドキュメンタリー部分とドラマの部分が、ひとつの作品として構成されているんですよね?
RSK 小林章子アナ
2019年に石村嘉成さんを(岡山の)ニュースで取材したことがきっかけだったんですけれども、石村嘉成さんの人柄が、すごく明るくて、前向きで、いつも頑張り続けることができる、そうした才能があるかたなんです。
その人柄に魅せられたことと、石村さんが描く作品がとても魅力的なんですね。
ぜひ、その石村嘉成さんの魅力を皆さんに知ってもらいたい、その画家として活躍されている背景には、お母さんの有希子さんが、懸命な療育を続けてこられたからこそ、いま画家として、花開いている、そのこともぜひ、お伝えしたいと考えました。
ただお母さんの有希子さんは、すでにお亡くなりになっているので、そこをドラマとして描いて、ドキュメンタリーと併せて、皆さんにお届けできたらと思い、製作した作品です。