◆北海道で「かまぼこ」東京は「さつま揚げ」、大阪「天ぷら」何が違う?

謎を解明するため調査員は、北海道を代表するかまぼこメーカーの「かま栄」に取材に行きました。

調査員:「この食べ物を何と呼ぶ?」
かま栄 福田一也 営業課長
「かま栄では”揚げかまぼこ”と呼んでいる。かまぼこには、揚げてる、焼いてる、蒸してる、ゆでてるかまぼこの4種類ある」


実は「かまぼこ」には「蒸し」、「焼き」、「ゆで」、「揚げ」の4種類あり、これらの総称が「かまぼこ」だというのです。

つまり、「揚げかまぼこ」も「板かまぼこ」も、全て「かまぼこ」なのです。

では、「さつま揚げ」と「天ぷら」は、何が違うのでしょうか。

かま栄 福田一也 営業課長
「地方や会社によって呼び名が変わってくる。”揚げ”と”天”という名前を使った商品がある。基本的には同じ」


実は、「さつま揚げ」も「天ぷら」も同じ「揚げかまぼこ」なのだそう。

かま栄では「揚げ」と「天」、で響きのよいものを採用しているということです。

47都道府県の調査では、西日本では「天ぷら」、東日本では「さつま揚げ」が一般的で、北海道は「天ぷら」となっています。

さらに鹿児島県では「つけ揚げ」、中部地方の一部では「はんぺん」と呼ばれているようです。

では、なぜ地域によって呼び名が違うのでしょうか。