◆長谷川議員の“脱パワハラ宣言”…その後は。
12月25日、長谷川議員がHBCの取材に応じました。
自民党 長谷川岳参院議員(2024年12月)
「お恥ずかしいんですが、まず一つ、小学生以来だったんですが、日記をつけるようになりました。10月1日に十分反省しながら『脱パワハラ宣言』というのをしましたので」
半年間、パワハラについて勉強し今後、パワハラをすることはないと断言した、長谷川議員。
一方で、今回匿名を条件に取材に応じた、道と札幌市の幹部職員は秋以降、長谷川議員が指示する業務の依頼が、再び増えてきていると訴えます。
◆業務量は再び増加…"職員の絶望感は大きい"との声も
道庁の幹部職員
「口調は、かなり気を使ってらっしゃるということですが、ただ指示いわゆる発注などの量はですね、かなり戻ってきている印象」

騒動の後、長谷川議員のもとへの出張は減り、道と札幌市は、下の立場の職員には、長谷川氏と直接面談をさせず、上層部の限られた幹部職員だけが、オンラインなどで面談することになりました。
道庁の幹部職員
「最近ほぼ毎週、行われていて、その中でかなり多くの指示が飛んで、それがまた、次の週に返すようなアクションが求められたり、その間で何度も、長谷川参議に資料などを届けるというような実態に戻っている」

札幌市の幹部職員
「彼への資料作りだとか根回しだとか、本来、必要がない業務に、相当な時間と経費がかかっている。その状況は、一連の騒動が明らかになった以降も変わっていない。それに対する職員の絶望感は、非常に大きい」
◆幹部職員らの証言について長谷川議員は…。
こうした訴えに対し長谷川議員は、私たちの取材に対し、こう答えました。
自民党 長谷川岳参院議員(2024年12月)
「札幌市の職員の皆さんも、税金以上に働いて、やっぱり次の世代の安心できる環境を作る出すという使命感を持っていただくことは、発想のチェンジをしていかだかないといけないので…」
「件数が増えて仕事が増えた、これ当たり前の話。われわれからすると“増えてありがたい”と、私はやってきましたし、これからもその方針は変わらない」