■「リコさんの事を止めていれば…」弁護人に寄せた謝罪と後悔
一方、旭川市の殺人事件。

起訴された犯行時19歳の女の弁護人によると、女は内田被告に「舎弟」と呼ばれ、逆らえない関係だったということです。また、女は事件を起こすような人物には見えないと話します。

◆被告の女(20)が弁護人に宛てた手紙
「リコさん(内田被告)の事を止めていればこのような事にはならず、被害者の子は今頃生きていて普通に暮らしていたかもしれない。でもリコさんと私は結果、亡くならせてしまったんです」

「本当に後悔でしかなく、当時に戻れるなら、私の命にかえてでも、被害者の子を助けてあげたいです。何回も当時に戻りたいと思いました」


道内で摘発や補導を受けた非行少年は増加しています。

不良行為も前の年と同じ時期と比べて915人増え、喫煙が半数を占めます。

こういった不良行為をきっかけに少年犯罪へと繋がっていくケースも少なくないと言います。

道警本部生活安全部少年課 千島孝洋 少年サポートセンター所長:
「少年非行の背景には、家庭環境、学校生活、友人関係に悩みを抱えているケースが多い。

道警本部生活安全部少年課 千島孝洋 少年サポートセンター所長:
「少年サポートセンターでは、少年が抱えるさまざまな課題に対して、専門的な知識を持つ職員が保護者を交えて、解決に向けて必要な助言や指導を行っている」