16日午前1時40分ごろ、北海道森町のJR函館線、森駅~石倉駅間で、JR貨物の貨物列車が脱線し停止しました。これまでにけが人の情報は確認されていません。

JR貨物によりますと、脱線したのは、15日午前0時16分に名古屋貨物ターミナル駅を出発し、16日午前5時34分に札幌貨物ターミナル駅に到着する予定だった21両編成の貨物列車です。

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JR函館線と森~石倉駅間で貨物列車が脱線

 

 列車には運転士1人が乗っていましたが、けが人はいないということです。

脱線したのは、名古屋貨物ターミナル発、札幌貨物ターミナル息の21両編成の貨物列車

 走行中に非常ブレーキが作動したため、運転士は降車して貨車が脱線しているのを確認し、JR北海道に連絡しました。

けが人なし

 脱線したのは、機関車1両と貨車20両のうち、貨車の12両目、15両目、17両目、19両目、20両目の5両で、進行方向右側の車輪が脱線したということです。

札幌と函館を結ぶ特急などが運休

 この影響で、JR函館線の札幌と函館を結ぶ特急など26本が運休となっていて、運転再開のめどはたっていません。