人口の減少はいま、北海道全体の課題です。この問題の解決に向けて、北海道の各地で活躍しているのが『地域おこし協力隊』です。

今年10月、4人の隊員を迎えた知床に近い清里町では、隊員たちが、任期後も町に住み続けることを願って地元出身の女性も挑戦を始めました。

 雄大な斜里岳を眺めながらのランチ。集まったのは『地域おこし協力隊』に応募している若者たちです。

最終面接を前に、遠くは福岡県から、オホーツクの清里町にやってきました。

清里町『地域おこし協力隊』に応募 大野恵さん(30)
「私は登山が好きなので、登山ガイドのプロジェクトでエントリーをしている」

北海道清里町は、知床半島の根元に位置する、人口およそ3700人の町で"神の子池"や"じゃがいも焼酎"が有名です。

2泊3日の現地訪問のプログラムには、マチの中心部や住宅の見学のほか、清里町民との交流の機会も設けられました。

こうした機会は、移住後に「イメージと違った…」とならないように、今回初めて開かれました。