
最近、新たな交通の整備でまちづくりが成功した例があります。
去年8月、「宇都宮ライトレール」が開業した栃木県の宇都宮では、事前の予想に反して沿線の地価や家賃相場が上昇しました。

札幌市も、かつて「苗穂」や「桑園」などへ市電の延伸を検討しました。
杉田嘉裕記者
「市電が乗り入れることでさらにアクセスが便利になるのでしょうか」
しかし、レールなど100億円規模の設備投資がネックになり、断念したのです。
一方、今回テスト走行する連節バスは、1台1億円程度を見込んでいます。
5日から2日間、実際に札幌市の中心部を走り、安全に曲がれるかなど問題点を洗い出すことにしています。