スマートフォンやゲーム機が普及する中、長年愛されるあの鉄道おもちゃで、北海道十勝地方の子どもたちを楽しませている男性がいます。
その思いや願いとは…。

マチの中を行き交う北海道新幹線や特急列車。
まるで実在しているかのようなマチ並みが表現されています。
見ているだけで子ども心がくすぐられるこの作品。
走っているのは、発売から65年経った今も、多くの人々に愛されている鉄道おもちゃ「プラレール」です。
十勝地方の中札内村の道の駅に、10月4日までの期間限定で展示されています。
作ったのは、音更町に住む藤嶺匡宏さんです。
制作にかかった時間は、12時間。
藤嶺匡宏さん(55)
「山から山へ渡っていく列車や新幹線も長い車両にして、すれ違いを表現しているのが一番のポイント」

道の駅を訪れた子ども達、プラレールから目を離せません。
子ども
「かっこいい」
「すごい」
(乗ってみたいのある?)
子ども
「はやぶさ」

興味津々なのは子どもだけでなく、大人も。
保護者
「童心に返るというかとても楽しい」
「大人が見てもすごい。こんな大きいのは見ることないから」