気象庁によりますと、台風第10号は、国東市の北東約30キロを1時間におよそ15キロの速さで北東へ進んでいます。

台風第10号は、20日正午には、国東市の北東約30キロの北緯33度40分、東経131度55分にあって、1時間におよそ15キロの速さで北東へ進んでいます。

中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風は、1日午前には熱帯低気圧に変わる見込みです。

なお台風本体の発達した雨雲などの影響で、西日本から東日本の広い範囲で、台風から離れた場所でも記録的な大雨が続いていて、気象庁は土砂災害や、低い土地の浸水などに、厳重に警戒するよう呼びかけています。

台風の動きが遅いため、西日本や東日本では総雨量が多くなるところがある見込みです。

さらに、西日本と東日本では、31日にかけて線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

30日午後0時45分発表の実況・進路予想は以下の通りです。
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