全国から桜の便りが届く中、北海道の桜の見ごろは4月下旬。思う存分、春を満喫するには、もうしばらく時間がかかる北海道ですがノンビリとはしていられません。みなさん〝春の衣替え〟は万全ですか?
衣類の収納方法を間違えると、お気に入りの服が〝虫食いだらけ〟になったり〝シワシワ〟になってしまったり…。でも、ポイントを押さえていれば、もう大丈夫!
そして、クリーニングに出さなくても、自宅できれいに仕上げることができる洗濯のコツも…。
竹部礼子さんは、札幌を拠点に活躍する【整理収納アドバイザー】。
「片付け講座」などを通し、家庭で実践できる収納のノウハウを伝えるプロです。
そして大貫和泉さんは【お洗濯マイスター】と呼ばれる洗濯のプロ。
20年にわたって洗濯用洗剤の製品開発や調査に携わってきた女性です。
そんな2人のプロが絶対に後悔しない「春の衣替えポイント」を伝授します!
■お気に入りの服を長持ちさせる“害虫対策”は大型連休までが勝負!
衣替えのとき、どんな点に注意すれば、お気に入りの服を長持ちさせられるのでしょうか?【お洗濯マイスター】大貫和泉さんが伝授するポイントはズバリ3つ!
①【「衣替え洗濯術」ポイント】~冬モノの〝しまい洗い〟は大型連休まで!

お洗濯マイスター 大貫和泉さん
「冬モノの〝しまい洗い〟はGW(大型連休)までに終えましょう。多くの害虫はGW明けに成虫になって卵を産み落とします。なのでGW後に収納すると、卵を産む成虫を入れることになって、その結果、ふ化した幼虫に衣類が食べられてしまうんです」


衣替えの際の「害虫対策」にはGWまでに〝しまい洗い〟を終わらせることが、とても大切なんです。そして、次のポイントはコチラです!
②【「衣替え洗濯術」ポイント】~害虫対策は〝低湿度&晴れた日〟に洗濯!
お洗濯マイスター 大貫和泉さん
「害虫は湿度を好むので、洗濯の日には湿度が低い、晴れた日を選びましょう。しっかり洗濯して、そして、しっかり乾かすことが大事」
さらに乾かした衣類を収納するとき、どこに「防虫剤」を置くかも重要です。
③【「衣替え洗濯術」ポイント】~「防虫剤」は収納する“衣類の一番上”に!

お洗濯マイスター 大貫和泉さん
「防虫剤は、衣類の一番上に必ず置きましょう。防虫剤が発する気体は、空気より重いので上から下に広がります。衣類の真ん中や下に置いても、あまり効果は得られません」

春の衣替えシーズンは、身近な“洗濯のプロ”クリーニング店に頼めば、手間も省けて、仕上がりもきれいなのですが…こうした悩みも。


番組調べでは、ダウンジャケット1着の平均的なクリーニング代は【3,462円】。冬モノすべてをクリーニングに出すと、家計の負担も決して軽くありません。