
容疑は監禁でしたが、逮捕翌日に長男が死亡したためもあってか、黙秘する女性=Aさんに対し、女性巡査部長が「供述拒否権あるよって言ってるけど、嘘ついていい権利じゃないし、本当のことを言わなくてもいい権利でもない。要らない子だったの?じゃあ、産まなきゃ良かったんじゃないの?その程度の覚悟で、B(Aさんの長男)を育ててたの?」などとくり返す様子。

さらに、交代した男性警部補は「逃げてるつもりはあるか、それとも逃げてるつもりはねえか!こいつ、要らねえなあとか、そんなふうに思った瞬間ってあった?今、Bに会いたいか?最期に見たママの姿って、すっげえ怖いママのままで終わってるぞ、きっと!」などと強い口調で責め立てるような様子も記録されていました。
■逮捕から5日目 累積取り調べ約6時間経過
※取り調べは女性巡査部長
警察「言わなきゃいけないことあるなあとかさ、私たちに伝えなきゃいけないなっていうこと何かあるかい?」
Aさん「何も言いたくないです」
警察「何も言いたくないの?それはどうして?」
Aさん「弁護士さんに言われてるんで」
警察「弁護士さんに言われてるの?なんも言うなって?」
Aさん(うなずく)
警察「事件のことも?」
Aさん(黙って、うなずく)
警察「それはどうして?」
Aさん「どうしてっていうか、結構、最初の時点で表現が違う調書とられてるし、だからこれ以上はしゃべらないです」
警察「でもね、お話、聞いてさ、事件のことね、明らかにしなきゃいけないって思うんだ」
Aさん「でも、それって今じゃなくても、裁判の時でも大丈夫って話だったんで、ゆくゆくで」
警察「まだ聞きたいこと、いっぱいあるんだ」
Aさん「最初はマジでそういう、何て言うんですか、黙秘権ていうのをちゃんと理解してなかったんで、現に自分の中でちゃんと話したつもりでも、都合のいいようにとられたというか、あることないこと書かれたりもしてるんで」
警察「なんで今、話さなくていいの?」
Aさん「どうせ後々、弁護士さんに話すこと話してるんで、それはだって後々、裁判で話せるわけじゃないですか」
警察「弁護士の人に言われたからってね、じゃあ、話しませんってならないでしょ。なんか理由があるんでしょ?話さないのに自分の考えがあるんでしょ?」