23日、名古屋市内で自民党愛知県連所属の議員と県内の市長らが意見交換会を行いましたが、出席予定だった前財務副大臣の神田憲次衆議院議員は無断で欠席しました。

愛知5区選出の神田憲次衆議院議員は、自らが代表を務める名古屋の会社が、過去に4度税金の滞納を繰り返していたことを認め、13日に財務副大臣を辞任、事実上の更迭となりました。

23日午後、神田議員は名古屋市内で開かれた自民党愛知県連所属の国会議員や地元議員と県内の市長らとの意見交換会に出席予定でしたが、県連会長や市長会事務局に対し連絡もせず、欠席したということです。

(自民党愛知県連 丹羽秀樹会長)
「来るなら来る、来ないなら来ないとしっかり連絡を入れるのが大人として大事なこと。神田議員本人が地元の皆さんにしっかり説明することが大事だと思います」

26日には、自民党名古屋市議団が丹羽県連会長あてに、神田議員の厳正な処分を求める要望書を提出する予定で、県連は執行部会を開き、処分などを検討するとしています。