ミツバチが集めたミツを全て商品にするわけではない
今の時期集まるのは、黄色い花でお馴染みの外来植物セイタカアワダチソウの蜜。
強い繁殖力で駆除が難しい要注意外来種ですが、ハチにとっては冬に入る前の貴重な“蜜源”です。


(大石アンカーマン)
「美味しそう、とろとろですね。いただきます。甘い。甘いけど濃厚というよりさらっとした甘味ですね」
(養蜂家 羽佐田祥介さん)
「少しくせはあるんですけど」
(大石アンカーマン)
「いや、おいしいです」


ハチたちが生きるのに必要な分は残し、いわばおすそ分けをハチミツとして出荷します。

(大石アンカーマン)
「すべてが商品になるわけではないんですね」
(養蜂家 羽佐田祥介さん)
「本来であれば(ミツバチが)自分たちが食べるために集めていて、その余剰の分を私たちがいただいている。それ以上にとってしまうとミツバチ自体が死んでしまうので調整する」


全てはミツバチのおかげ…と、そこに!
(箱をたたく羽佐田さん)

(大石アンカーマン)
「ちょっと今何ですか。あー!これスズメバチ? 5センチくらいありますね」


ミツバチの天敵オオスズメバチが巣に来たため、叩いて駆除しましたが…
(養蜂家 羽佐田祥介さん)
「ちょっといま巣を叩いたからミツバチが怒った。姿勢を低くしてやりすごしてください」
驚いたミツバチが一斉に外へ…それでもスズメバチのように襲ってくるようなことはありません。羽佐田さんは、煙を吹きかけてミツバチを落ち着かせました。

